「天気のいい休日は、バイクでどこか遠くへ行きたい!」そんな風に思ったことはありませんか?風を切って走り、絶景スポットで深呼吸するツーリングは、日常のストレスを吹き飛ばしてくれる最高の趣味です。これからバイクライフを始めるなら、維持費が安く、高速道路も乗れて、女性や初心者でも扱いやすい「250cc」クラスが断然おすすめ。
この記事では、なぜ250ccがツーリングに最適なのか、その理由を深掘りします。「高速道路は疲れるって本当?」「荷物はどうやって積むの?」といった疑問や不安を解消しつつ、レブル250やVストローム250など、2026年注目の人気車種もご紹介。あなたにぴったりの一台を見つけて、新しい世界へ走り出す準備を始めましょう!
250ccバイクがツーリングに最強な3つの理由
多くのライダーが「最初の1台」や「上がりの1台」に250ccを選ぶのには、明確な理由があります。ツーリングにおける250ccのメリットを整理してみましょう。

車検がなく維持費が安いから、旅費にお金を回せる
最大のメリットといっても過言ではないのが、車検がないことです。400cc以上のバイクは2年に1度の車検が必要で、その度に数万円〜10万円ほどの出費が発生します。
250ccはこの固定費がかからないため、浮いたお金をガソリン代や高速代、旅先での美味しい食事や宿泊費に充てることができます。「週末は気軽に遠出したい」というツーリングライダーにとって、ランニングコストの安さは正義です。
軽くて取り回しが楽!Uターンも怖くない
ツーリング先では、狭い路地に入り込んだり、砂利道の駐車場に停めたりする場面が意外と多いものです。そんな時、200kgを超える大型バイクだと「立ちゴケしたらどうしよう」という不安がつきまといます。
一般的な250ccバイクは150kg〜170kg前後と軽量なモデルが多く、女性や小柄な方でも足つきへの不安が少ないのが特徴です。
「あ、道間違えた」と思った時に、サッとUターンできる気軽さは、旅の自由度を大きく広げてくれます。
高速道路に乗れるから行動範囲が広がる
125cc以下の原付二種も維持費は安いですが、高速道路に乗れないという大きな壁があります。
250ccなら高速道路や自動車専用道路を走行できるため、下道では時間がかかりすぎる遠くの絶景スポットへも、週末の日帰りでアクセス可能です。ETCを装備すれば、料金所もスムーズに通過でき、長距離移動のハードルが一気に下がります。
250ccで高速道路は「きつい」?後悔しないための予備知識
検索サイトでも「250cc 高速 きつい」といったキーワードよく見かけます。実際のところはどうなのでしょうか。正直なところをお伝えします。
「きつい」と感じる瞬間はある
大型バイクのように「アクセルをひとひねりで爆発的な加速」とはいきません。特に以下の場面ではパワー不足を感じることがあります。
- 上り坂での追い越し: 登坂車線があるような急な坂道で、前のトラックを追い越そうとすると、ギアを下げてエンジンをかなり回す必要があります。
- 強風の日: 車体が軽いため、横風の影響を受けやすく、トンネルの出口や橋の上では少し怖さを感じることがあるかもしれません。
- 100km/h巡航: 多くの250ccバイクにとって、時速100km巡航はエンジン回転数が高くなり、振動で手がしびれたり疲労が溜まりやすかったりします。
結論:80km/h〜90km/hなら快適!
「きつい」と言われるのは、無理に追い越しをかけたり、制限速度ギリギリで走り続けようとしたりするからです。
左側の走行車線を時速80km〜90km程度で流す分には、現行の250ccバイクなら全く問題ありません。むしろ、景色を楽しみながらマイペースに走るには丁度いいスピード感です。
「高速道路はあくまで移動手段のワープ」と割り切って、無理のない速度で走れば、250ccでも十分にロングツーリングを楽しめます。
[2026年版] ツーリングにおすすめの250ccバイク5選
現在、新車・中古車市場で手に入るバイクの中から、特にツーリング適性が高いモデルを厳選しました。
ホンダ レブル250 (Rebel 250)
圧倒的人気のクルーザー。足つきの良さは神レベル
街中でもツーリング先でも、見ない日はないほどの超人気モデルです。
- メリット: シート高が690mmと非常に低く、両足がベッタリ着く安心感は他を圧倒します。アメリカン(クルーザー)スタイルで重心が低く、安定感も抜群。最新モデルではクラッチ操作を自動化する「E-Clutch」搭載モデルも登場し、渋滞や長距離移動での左手の疲れが劇的に軽減されます。
- ツーリング適性: ゆったりとしたポジションで疲れにくいですが、風をまともに受けるため、高速を多用するならスクリーン(風防)の追加がおすすめ。

スズキ Vストローム250 (V-Strom 250)
旅するために生まれたアドベンチャー
「どこまでも走っていけそう」と思わせてくれる、旅バイクの代名詞です。
- メリット: 大きなウィンドスクリーン、ナックルガード(手に当たる風を防ぐ部品)、リアキャリアが標準装備されており、買ったその日からロングツーリングに行けます。タンク容量が大きく、一度の給油で500km近く走れる航続距離も魅力。
- ツーリング適性: 車重は少し重めですが、走り出せばその重さが「安定感」に変わります。荷物を満載してのキャンプツーリングには最強の相棒です。

カワサキ Ninja 250 / Ninja ZX-25R
高速道路も楽々こなすフルカウルスポーツ
スポーティな見た目ですが、実はツーリングも得意です。
- メリット: 全身を覆うカウル(ボディ)が走行風を整えてくれるため、高速道路での体感疲労が驚くほど少ないです。特にZX-25Rは4気筒エンジンを搭載しており、高回転まで回した時の官能的なサウンドはライダーを高揚させてくれます。
- ツーリング適性: ハンドル位置もそこまで低くないため、意外と楽な姿勢で乗れます。ワインディング(峠道)を楽しみたい方にもおすすめです。

ヤマハ YZF-R25
「毎日乗れるスーパーバイク」がコンセプト
見た目はレーサーのようですが、扱いやすさはピカイチです。
- メリット: Ninja同様、カウルによる防風効果が高いです。ヤマハ特有のハンドリングの良さがあり、自分の運転が上手くなったように感じるほど素直に曲がってくれます。
- ツーリング適性: 荷物の積載性は高くありませんが、専用のサイドバッグなどを使えば問題なし。スポーティに旅をしたい人に。

ホンダ CL250
街乗りから砂利道まで。おしゃれなスクランブラー
レブル250のエンジンをベースにした、流行のスクランブラースタイルです。

- メリット: アップマフラーとブロックタイヤの組み合わせで、ちょっとした未舗装路(フラットダート)も走れます。「景色の良い場所を見つけたけど、入り口が砂利道だった」という時でも、躊躇なく入っていけます。
- ツーリング適性: アップライトな乗車姿勢で視界が広く、景色を楽しむツーリングに最適。自然の中に溶け込むデザインは、キャンプ場でも映えます。
250ccツーリングを快適にする「三種の神器」
バイクの性能を補い、快適性を爆上げするアイテムがあります。これがあるだけで「疲れ」が「楽しさ」に変わります。
シートバッグ / リアボックス
250ccバイク、特にスポーツタイプやレブルなどは、荷物を入れるスペースがほとんどありません。
日帰りなら5L〜10L程度のシートバッグ、宿泊なら30L以上のバッグかリアボックスを用意しましょう。背中にリュックを背負うと肩が凝って疲労の原因になるため、**「荷物はバイクに積む」**のが鉄則です。
USB電源 & スマホホルダー
今のツーリングにスマホのナビは必須です。しかし、GPSを使い続けるとバッテリーはすぐに切れてしまいます。ハンドル周りにUSB電源とスマホホルダーを設置すれば、電池残量を気にせず知らない土地でも安心して走れます。
ゲルザブ(座布団)などのお尻対策グッズ
「長時間乗っているとお尻が割れるように痛い」というのはライダー共通の悩みです。
シートの上に敷くゲル入りのクッション(ゲルザブなど)を使うだけで、痛みが大幅に軽減されます。特にシートが薄めのバイクに乗る場合は、導入を強くおすすめします。
まとめ:250ccは「ちょうどいい」最高の相棒
250ccバイクは、維持費の安さ、取り回しの良さ、そして高速道路も走れる行動範囲の広さを兼ね備えた、まさに日本の道路事情にベストマッチなクラスです。
パワー不足を感じる場面があるかもしれませんが、それも「バイクとの対話」として楽しめる範囲です。無理のないペース配分と、適切な装備があれば、日本中どこへだって旅ができます。
まずは近場の日帰りツーリングから始めてみませんか?
その先には、車では感じられない風の匂いや、素晴らしい絶景があなたを待っていますよ。
