著者プロフィールと今まで所有していたバイク（オートバイ）
著者氏名 Rider-Muu（ライダー ムー）
東京都在住 年齢64歳 ライダー歴 48年以上
職業 コンサルタント事務所経営
元 国家公務員です。 文部科学省管轄の職場で41年間勤務していました。定年退職を機にコンサルタント事務所を開業
今まで所有していたバイク
ヤマハ TY 50
ヤマハ TY 125
ヤマハ TY 250
スズキ TS 250
ハーレー XL1200X フォーティーエイト
バイクの運転歴
小学生の頃から畑でスーパーカブに乗っていましたが、16歳になり原付免許を取得しました。最初に購入してもらったバイクは、ヤマハのトライアルバイク TY50 です。見た目のデザインに惚れたのと、当時のトライアルバイクのテクニックに圧倒されました。崖や岩を登るテクニックに魅了されたのです。
TY 50 は、非力なマシンでしたが、バイクの基本操作をマスターするのに最適でした。バランス感覚を養うためのスタンディングに熱中したのを覚えています。エンジンは非力ですが、ちょっとした山道なら簡単に登れます。エンジンの回転数さえ落とさなければ、パワーを維持できるのでテクニックを磨くにはちょうどよかったです。
その後、徐々に大きいバイクに乗り、スズキのハスラー250というオフロードバイクでスピードにはまりました。林道のカーブをカウンターを当てながら駆け抜ける快感は、オフロード車でしか味わえません。きれいにカウンターを切れると、楽しくてたまらないのです。
若い頃は、トライアル車とトレール車を操るのが楽しかったのですが、50歳を過ぎる頃から、急に大型バイクに興味を持つようになりました。
そして、ついにハーレーに乗るようになります。若い頃は大型バイクの運転テクニックは限られてしまうので面白くないと思っていたのですが、乗ってみると、感動しかありません。
大型バイクは、軽量バイクにはない魅力があります。そして今度は大型バイクにのめり込むようになってきたのです。
小学生でバイクのレースをした楽しい思い出
生まれが田舎の農家なため、小学生の頃から畑の中で軽トラックを運転して農作物を運んでいました。農作業の休憩時には、畑の中でスーパーカブを乗り回して遊んでいました。
周りの農家の友人たちも、畑の中で、軽トラやスーパーカブを運転していたので、それが当たり前と思っていたのです。
小学校５年生のときに、家の畑の中で、スーパーカブで友人たちとレースをしていたところ、なぜか町の人に小学校へ通報されてしまいました。翌日学校へ行くと、すぐに校長室に呼び出され、「バイクでレースする小学生なんて見たことない、前代未聞だ！」と、ものすごい形相で怒られました。
私は、校長先生が顔を真っ赤にして怒っている姿を見て、なぜかツボにはまってしまい、おかしくて笑いを堪えるのに必死でした。すると校長先生は、「なぜ反省していないのだ！」とさらに激怒し、校長室で正座するように命じられてしまいました。
私は、校長室の入口の脇に正座し、机に座って書類を見ている校長先生の姿を、今でも鮮明に覚えています。トラウマというより、懐かしい楽しい思い出です。今でも当時の必死に怒る校長先生の様子を思い出すとおかしくて笑ってしまいます。校長室で正座して授業に出られないわけですから、今なら大問題でしょう。しかし愛情のある𠮟り方であったため、私の思い出としては楽しくて仕方ないのです。
校長室で正座してから５分くらい経過したところで、校長先生が電話で呼び出されてしまい、私はひとりで校長室で正座していました。すると、なぜか急に睡魔が襲ってきて、そのまま横になって寝てしまったのです。校長室中の入口のところで横たわって寝ていたようです。
気持ちよく校長室の入口で熟睡していると、「ギャーッ！」という若い女性の悲鳴で目が覚めてしまいました。
どうやら新任の女性教師が、校長室へ書類を届けにきたらしいのです。まさか校長室の入口で私が寝ているとは思わないでしょう。校長室入口の引き戸を開けて、私の顔の上をまたいで校長室へ入ってしまったのです。
私が叫び声に驚いて目を開けると、女性教師のスカートの中を真下から覗いている状況になっていたのです。私も、女性教師も、両方びっくりです。
女性教師の叫び声を聞いて、校長先生が慌てて戻ってきました。すると、さらに顔を真っ赤にして「お前は、全く反省しないのか、女性のスカートを覗くとは何事か！と頭を平手ではたかれてしまいました。
そして校長先生から、さらに正座を命じられ、結局２時間くらい校長室で正座していました。懐かしく、楽しかった思い出です。