厳しい冬の寒さが和らぎ、あたたかい風が吹き始めると、いよいよライダーが待ちわびた春のツーリングシーズンが到来します。
今年最初のツーリング、いわゆる「春一番ツーリング」の行き先としてぜひおすすめしたいのが、東京都江東区にある亀戸天神社の「梅まつり」です。例年2月から3月にかけて見頃を迎える約300本の梅の花は、甘い香りを漂わせ、春の訪れを全身で感じさせてくれます。
しかし、バイクでのお出かけとなると、「駐輪場はどこにあるのか」「周辺でバイクと一緒に楽しめる散策ルートはあるのか」「春特有の激しい寒暖差や強風にはどう備えればいいのか」など、事前に知っておきたい気になる点も多いのではないでしょうか。
本記事では、2026年の最新情報をもとに、亀戸天神社の梅の見頃や無料の駐車場事情、下町グルメからスカイツリー、爽快な湾岸エリアを巡るおすすめのツーリングルートを徹底解説します。さらに、春ツーリングに必須の服装の選び方やドライブレコーダーの重要性まで詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までお読みいただき、安全で快適な春ツーリングの計画にお役立てください。
春の訪れを告げる亀戸天神社の「梅まつり」へバイクで出かけよう
厳しい冬の寒さが少しずつ和らぎ、あたたかい日差しが差し込むようになると、いよいよバイク乗りにとって待ちに待った春のツーリングシーズンの幕開けとなります。
長かったオフシーズンを経て、今年最初のツーリングである「春一番ツーリング」の目的地にどこを選ぼうかと心躍らせているライダーも多いことでしょう。
春の訪れを真っ先に感じさせてくれる風景といえば、やはり梅の花の開花です。

東京都江東区にある亀戸天神社は、江戸時代から古くより梅の名所として広く知られており、毎年多くの参拝客や観光客で賑わいを見せます。
学問の神様である菅原道真公を祀るこの由緒ある神社には、広大な境内のあちらこちらにおよそ300本もの梅の木が植えられています。
紅白の可憐な花が咲き誇る様子は圧巻の一言に尽き、日本の春の原風景とも言える美しさです。
今回は、春のあたたかな風を感じながら楽しむ、亀戸天神社の梅まつりツーリングの魅力と、バイクで訪れる際の注意点や周辺の散策ルートについて、詳しくご紹介していきます。

2026年最新版!亀戸天神社の梅の見頃と開花状況
例年、亀戸天神社の「梅まつり」は2月上旬から3月上旬にかけて開催されます。
2026年の今年もまさに今がこの素晴らしい景色を楽しむのに最適な時期となっています。
亀戸天神社の梅の大きな特徴は、早咲きの品種から遅咲きの品種まで多種多様な梅が植えられていることです。
そのため、比較的長い期間にわたって花を楽しむことができ、いつ訪れても違った表情を見せてくれます。
太鼓橋と呼ばれる美しいアーチ状の橋の周辺や、本殿の脇など、境内には絶好の写真撮影スポットが点在しています。
とくに、凛と咲く白梅や色鮮やかな紅梅越しに、近代的な東京スカイツリーがそびえ立つ風景は、伝統と現代が見事に融合した東京ならではの絶景です。
境内に足を踏み入れた瞬間にふわりと漂う梅の甘く爽やかな香りは、ヘルメットを脱いだライダーの運転の疲れを優しく癒やしてくれることでしょう。
週末は多くの人で賑わうため、愛車と一緒に周辺の風景をゆっくりと写真に収めたい方や、静かな境内で心ゆくまで梅を堪能したい方は、平日の午前中など少し時間をずらして訪問することをおすすめします。

ライダー必見!亀戸天神社周辺のバイク駐輪場・駐車場事情
バイクで観光地や都心を訪れる際、ライダーが最も気を揉むのが駐車場の確保です。
亀戸天神社には参拝者用の専用駐車場が用意されており、午前8時から午後5時頃まで無料で利用することができます。
こちらは主に自動車用として整備されていますが、バイク専用の明確な区画がなくても、空いているスペースや他の利用者の邪魔にならない端の場所に停めさせてもらえることが一般的です。

ただし、あくまで神社を参拝する方々のための駐車場であるため、長時間の駐車やアイドリング、大きな排気音を立てるなどの迷惑行為は絶対に避け、周囲への配慮とマナーを守って利用しましょう。
梅まつりの週末など、大変な混雑が予想される時期は、神社併設の駐車場がすぐに満車になってしまう可能性もあります。
その場合は、無理に神社周辺に停めようとせず、少し離れた東京スカイツリータウンの地下にあるバイク専用駐輪場を利用するのも非常に賢い選択です。
こちらの駐輪場は最初の2時間が無料で、その後は1時間ごとに300円という都内としては非常にリーズナブルな料金設定となっています。
スカイツリーから亀戸天神社までは徒歩やバスで移動できる距離ですので、下町散策を兼ねて利用するのもよいでしょう。
また、浅草方面に足を延ばす予定があるなら、雷門前の地下にあるバイク駐輪場(30分50円)を活用するのもおすすめです。
亀戸天神社から足を延ばす!周辺おすすめ散策・ツーリングルート
亀戸天神社で美しい梅の花と香りを満喫した後は、せっかくの春の陽気に誘われて、周辺の散策やツーリングに出かけてみましょう。
東京都内でありながら、どこか懐かしい下町情緒があふれる亀戸エリアや、少しバイクを走らせれば近代的な湾岸エリアの絶景まで、多彩な楽しみ方ができるのがこの地域の大きな魅力です。

下町情緒を味わう亀戸グルメと周辺散策
亀戸に足を運んだら、ぜひ味わっていただきたいのが地元ならではの絶品グルメです。
亀戸天神社のすぐそばに店を構える「船橋屋」の亀戸天神前本店は、江戸時代の文化2年(1805年)から続く超老舗の和菓子店として全国的に知られています。
こちらの名物である「くず餅」は、もっちりとした独特の食感と、濃厚な黒蜜、香ばしいきな粉のハーモニーが絶妙で、ツーリングの休憩にぴったりの優しい甘味です。
また、亀戸といえば餃子も非常に有名です。「亀戸餃子 本店」は、メニューが餃子と飲み物のみという潔いスタイルの専門店で、薄皮でパリッと香ばしく焼かれた小ぶりの餃子は、いくらでも食べられてしまうほどの美味しさです。
さらに、亀戸天神社から歩いていける距離には、スポーツ振興や勝負運の神様として有名な亀戸香取神社もあります。
これからの本格的なツーリングシーズンに向けて、無事故や安全祈願をするのにも最適のパワースポットです。
バイクを安全な場所に停めたまま、ゆっくりと自分の足で歩いてみることで、バイクで通り過ぎるだけでは気づかない路地裏のディープな魅力や、地元の人々のあたたかな人情に直接触れることができます。

スカイツリーと隅田川沿いのリバーサイドツーリング
亀戸周辺のグルメや散策を満喫した後は、東京スカイツリーのお膝元を抜け、隅田川沿いを走るリバーサイドツーリングはいかがでしょうか。
川沿いの道は視界が開けており、春のやわらかな日差しを水面が反射してきらきらと輝く様子は、走っていて非常に爽快です。
そのまま浅草方面へ向かえば、雷門や浅草寺周辺の活気ある街並みを楽しむことができます。
夕方から夜にかけて走る予定であれば、ライトアップされた東京スカイツリーや、隅田川にかかる個性豊かな橋が光り輝くロマンチックな夜景ツーリングへと表情を大きく変えます。
春の夜風はまだ少し冷たいですが、真冬のような刺すような厳しさはないため、美しい夜景を楽しみながらゆったりと流す都会のツーリングも、きっと思い出深いものになるはずです。

潮風を感じる湾岸エリアへの爽快ライディング
都会の雑踏を抜けて、さらに圧倒的な開放感を味わいたい場合は、そのまま南下して湾岸エリアへ向かうルートがおすすめです。
とくに東京ゲートブリッジや、羽田空港周辺に新しくできた多摩川スカイブリッジなどは、バイクで走るとまるで空に向かって飛び立つような爽快感が味わえる絶景のライディングスポットです。
東京ゲートブリッジは全長が約2.6キロメートルもあり、橋の頂上付近からは東京湾の広大なパノラマや都心のビル群、晴れた空気が澄んだ日には遠くに富士山まで見渡すことができます。
海沿いの広く整備された直線を走り抜けながら、春のあたたかな空気と潮風を全身で感じる時間は、すべてのライダーにとって至福のひとときとなるでしょう。
ただし、海上にかかる巨大な橋であるため、後述する強風への対策は必須となります。
春一番に要注意!早春ツーリングの服装と必須アイテム
春のツーリングは最高に気持ちが良いものですが、同時に気候が非常に不安定な時期でもあります。
あたたかい日差しの下で意気揚々と出発しても、山や海沿いに行くと急激に気温が下がったり、突然の強風に見舞われたりと、ライダーを悩ませる要素がいくつも潜んでいます。
ここでは、快適かつ安全に春一番のツーリングを楽しむための服装や装備のポイントを詳しく解説します。

寒暖差を乗り切るレイヤリング(重ね着)の極意
春のツーリングにおいて最も頭を悩ませるのが服装選びです。
日中の最高気温が20度近くまで上がるポカポカ陽気の日でも、朝晩は一桁の気温まで容赦なく冷え込むことが珍しくありません。
この激しい寒暖差に対応するためには、レイヤリングつまり「重ね着」の工夫が不可欠です。
基本となるのは、秋から春にかけて長期間着用できるスリーシーズン用のライディングジャケットです。
日中に気温が上がったときのために、風を取り込めるベンチレーション機能がついているものが望ましいでしょう。
さらに、インナーの着脱で細かな温度調節を行うのが鉄則です。
走行風による急激な体温低下を防ぐため、防風性能の高いインナージャケットを持参することをおすすめします。
また、あたたかい日中に汗をかいたまま、夕方の冷風を浴びると「汗冷え」を起こして急激に体力が奪われてしまいます。
そのため、肌に直接触れるアンダーウェアは、綿素材ではなく吸汗速乾性に優れた化学繊維のスポーツ用インナーを選びましょう。
荷物がかさばるのを防ぐために、コンパクトに折りたたんで収納できる薄手のダウンや防風インナーをシートバッグに忍ばせておくと非常に安心です。

春特有の強風「春一番」と花粉への対策
春の気候でもう一つ強く警戒しなければならないのが、春一番に代表される突発的な強風と、多くのライダーを悩ませる花粉です。
とくに先ほどおすすめのルートとして挙げた東京ゲートブリッジなどの海上や湾岸エリアは、横風を遮るものがないため、強風時のライディングは非常に危険を伴います.
バイクが大きくあおられて隣の車線に逸脱してしまう恐れもあるため、タンクを両膝でしっかりと挟み込むニーグリップを意識し、風の抵抗を減らすために上体を少し伏せ、無理のない速度で走行することが基本となります。
風が強すぎる日は、勇気を持って橋を渡るルートを避ける判断も重要です.
また、花粉症のライダーにとって、春のツーリングはくしゃみや目のかゆみとの過酷な戦いでもあります。
走行中の予期せぬくしゃみは、一瞬の目隠し状態となり重大な事故につながる危険があります.
ヘルメットの下に薄手のフェイスマスクやネックウォーマーを着用することで、顔周りから侵入する風の隙間を埋め、花粉を物理的に防ぐことができます。
これは朝晩の冷たい風を防ぐ防寒対策としても非常に有効です。
さらに、春は太陽の位置が冬寄りから徐々に変わる時期で、強烈な日差しや西日が視界を奪うことも多いため、クリアシールドだけでなくミラーシールドやインナーサンバイザーを活用すると、目の疲労を大きく軽減することができます。

万が一に備えるツーリングの持ち物とドライブレコーダー
新しいシーズンを迎えるにあたり、どのような持ち物を準備すべきか迷う方も多いでしょう。
当サイト『バイク情報館365』の検索データを分析しても、「ツーリング 持ち物」といったキーワードは常に多くのライダーから調べられています。
基本的な車載工具や雨具、パンク修理キットなどはもちろん必須ですが、近年とくに注目され、強く推奨したい装備がバイク用のドライブレコーダーです。
同じく当サイトの検索データには「バイク ドラレコ 意味ない」というキーワードで検索される方も多数いらっしゃいますが、決してそんなことはありません。
バイクは四輪車に比べて事故の際のダメージが大きく、当事者の証言が食い違うことも多いため、万が一の際に決定的な客観的証拠となるドライブレコーダーの存在は極めて重要です.
また、悪質なあおり運転や幅寄せなどのトラブルを未然に防ぐ抑止力としても非常に有効に働きます.
さらに、梅まつりのような美しいツーリングの風景を高画質で記録し、後で振り返って楽しむアクションカメラの代わりとしても活用できます.
春は運転免許を取り立ての初心者ドライバーやサンデードライバーも道路に増える時期ですので、自己防衛のためにもドライブレコーダーの装着を強くおすすめします.

初心者にもおすすめの春のルート選び
春のあたたかい陽기에誘われて、本格的な遠方へのツーリングを計画する方も多いことでしょう。
当サイトに寄せられる検索データの中には「箱根ツーリング 初心者」や「赤城山 ツーリング」といった、関東を代表する有名な山岳ルートやワインディングへの関心の高さがうかがえます。
しかし、2月から3月にかけての早春の時期は、平野部がどんなにあたたかく感じられても、山間部や標高の高い峠道ではまだ雪が深く残っていたり、日陰やトンネルの出入り口などで路面が完全に凍結(ブラックアイスバーン)していたりする危険性が十分にあります.
二輪車にとって路面の凍結は、即座に転倒に直結する非常に恐ろしいトラップです.
そのため、この時期のツーリングルートとしては、まだ山間部を避け、今回ご紹介した亀戸天神社や湾岸エリアのような、標高が低く路面凍結の心配が少ない都市部や海沿いの平坦なルートを選ぶのが最も安全な選択です.
ダイナミックな山の景色や峠道を楽しむのは、桜が散り、新緑が眩しくなるもう少し季節が進んでからのお楽しみにとっておきましょう.
春一番の時期は、梅や早咲きの河津桜などを巡る、心にゆとりを持ったのんびりとしたルートを選んでみてください.
まとめ:春の訪れをバイクと共に満喫しよう
厳しい冬の寒さを乗り越え、いよいよ勢いよく走り出す春のツーリングシーズン。
亀戸天神社の「梅まつり」は、そんな素晴らしいシーズンの幕開けを飾るのにふさわしい、見どころにあふれたスポットです。
美しい梅の花と上品な甘い香りに心身ともに癒やされ、歴史ある下町の美味しい老舗グルメでお腹を満たし、都会の近代的な風景や海沿いの爽快な道を駆け抜ける。
これぞまさにツーリングの醍醐味と言えるでしょう。
朝晩の激しい寒暖差や春特有の強風、そして花粉対策などの準備をしっかりと整え、余裕を持ったルート選びを心がければ、心ゆくまで春の訪れを楽しむことができるはずです。

今回ご紹介した最新情報や数々の注意点をぜひ参考にしていただき、2026年の春一番ツーリングを安全に、そして存分に満喫してください。
愛車という素晴らしい相棒とともに、皆様が新しい季節の喜びを全身で感じられる最高の1日になることを心より願っています。
