バイクに正月飾り!おしゃれな付け方と絶対に落ちない固定術

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バイクに正月飾り バイクの歴史と文化
バイクに正月飾り
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いよいよお正月が近づいてきました。街中が新年の活気に包まれる中、「愛車もお正月気分にドレスアップしたい」と考えているライダーも多いのではないでしょうか。
実は今、「バイク 正月飾り」を取り入れて新年を迎えるスタイルが、SNSを中心に再び注目を集めています。

「でも、しめ縄って今のバイクに合うの?」「走行中に飛んでいってしまわないか心配…」
そんなふうに迷っている初心者さんや女性ライダーさんも安心してください。かつての「厳つい」イメージとは異なり、最近は100円ショップのアイテムを可愛くアレンジしたり、水引でモダンに決めたりと、楽しみ方はとても自由でおしゃれに進化しているんです。もちろん、リターンライダーが懐かしむ往年の「昭和スタイル」も、逆に新鮮でかっこいいと再評価されています。

この記事では、今の時代に合った「おしゃれで安全な正月飾りの楽しみ方」を徹底ガイドします。
走行中でも絶対に外れないプロ直伝の固定テクニックや、大人のライダーとして知っておきたい飾る期間のマナー、そして交通安全祈願まで。愛車を素敵におめかしして、初日の出ツーリングで最高のスタートを切りましょう!

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バイクにお正月飾りをつける意味とメリット

なぜわざわざバイクにお正月飾りをつけるのでしょうか。単なるドレスアップやイベント的な要素だけでなく、そこにはライダーならではの切実な願いや、日本古来の伝統的な意味が込められています。

バイクに正月飾り
バイクに正月飾り

1年間の交通安全を願う「動くお守り」

バイクは車と異なり、ライダーの体がむき出しの状態に近い乗り物です。そのため、多くのライダーにとって「交通安全」は最も重要な願いです。
お正月飾りには、新年の神様である「年神様(としがみさま)」をお迎えし、新しい年の幸福や健康を授けてもらうという意味があります。これをバイクに取り付けることは、すなわち「今年も事故なく安全に走れますように」という、交通安全祈願の「お守り」としての役割を果たします。
新年最初のツーリングを安全にスタートさせるための、精神的な支柱となってくれるでしょう。

愛車への感謝と愛着の表現

日頃のメンテナンスや洗車に加え、季節の行事に合わせて飾り付けを行うことは、愛車への深い愛情表現の一つです。
「昨年は故障なく走ってくれてありがとう」「今年も色々な場所へ連れて行ってね」という感謝と期待を込めて飾り付ける時間は、ライダーとバイクの絆を深める特別なひとときとなります。
手をかけてあげることで、愛車への愛着がより一層湧き、丁寧な運転やメンテナンスの意識向上にもつながります。

初日の出ツーリングやSNSでの記念撮影に最適

元旦の朝、凛とした空気の中で迎える初日の出や、初詣ツーリングは、ライダーにとって特別なイベントです。
そんな特別なシチュエーションで愛車の写真を撮る際、ワンポイントのお正月飾りがあるだけで、写真の季節感と華やかさが格段にアップします。
いつもの風景写真とは一味違う、お正月ならではの特別感のある一枚は、InstagramなどのSNSでも目を引くことでしょう。「季節を楽しむ余裕のあるライダー」として、好感を持たれることも多いはずです。

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最新!バイク用正月飾りの選び方とトレンド

「飾りたいけれど、どんなものを選べばいいのかわからない」と迷ってしまう方も多いでしょう。
かつてのような大きなしめ縄だけでなく、最近はバイクのデザインやサイズに合わせた多様な飾りが登場しています。自分のバイクやスタイルに合ったものを選びましょう。

初心者・女性ライダーにおすすめの「ミニしめ飾り」

最近の100円ショップや雑貨店では、非常にクオリティの高い「ミニサイズ」のしめ飾りが販売されています。
特に女性ライダーや、カブ、スクーター、250ccクラスのバイクにおすすめなのがこのタイプです。
手のひらサイズの小ぶりなものであれば、ピンクやパステルカラーの水引が使われていたり、おしゃれな造花があしらわれていたりとデザインも豊富です。
「いかにも」なしめ縄に抵抗がある方でも、可愛いアクセサリー感覚で気軽に取り入れることができます。

スタイリッシュに決める「水引・和風ステッカー」

フルカウルのスポーツバイクや、洗練されたデザインのストリートファイター系のバイクに乗っている場合、伝統的な藁(わら)のしめ縄はデザイン的に浮いてしまうことがあります。
そのような場合は、「水引(みずひき)」だけを使ったシンプルなアレンジや、剥がせるタイプの「和風ステッカー」を活用するのがおすすめです。
紅白や金銀の水引をシンプルに結んでタンクやカウルの隙間に固定したり、和柄のマスキングテープをワンポイントで貼ったりするだけでも、十分にモダンでかっこいいお正月の雰囲気を演出できます。空気抵抗も少ないため、機能性を重視するライダーにも適しています。

リターンライダー・旧車ファンに捧ぐ「本格しめ縄」

往年のバイクブームを知るリターンライダーや、クラシックなネイキッド、アメリカンバイクのオーナーには、やはり王道の「しめ縄」が似合います。
ヘッドライトの下やフロントフォークの間に、橙(だいだい・みかん)がついたしめ縄をしっかりと取り付けるスタイルです。
最近のレトロブーム再燃により、若いライダーの間でもあえてこの「昭和スタイル」を取り入れる動きが見られます。「ダサい」ではなく「渋い」「硬派」という評価に変わりつつあり、堂々と伝統的なスタイルを楽しむことができます。
ただし、車格に対して大きすぎるものは視界不良や熱による火災のリスクがあるため、サイズ選びには注意が必要です。

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走行中に飛ばない!安全な取り付け場所と方法

バイクにお飾りをつける際、最も注意しなければならないのが「走行中の落下」です。
家庭用の飾りは、時速数十キロの風圧や振動に耐えられるようには作られていません。走行中に落下すれば、後続車を巻き込む事故につながる危険性があります。
ここでは、安全かつ確実に固定するためのテクニックを解説します。

結束バンド(インシュロック)は必須アイテム

飾りに付属している細い紐や針金、あるいは吸盤だけで固定するのは避けてください。走行中の振動であっという間に緩んでしまいます。
必ず用意すべきなのが「結束バンド(インシュロック)」です。ホームセンターや100円ショップの工具コーナーで入手可能です。
選ぶ際は、屋外での使用に耐えられる「耐候性(主に黒色)」のタイプを選びましょう。幅は3mmから4mm程度のものが扱いやすく強度も十分です。
飾りの本体部分や頑丈な土台部分に結束バンドを通し、バイクのフレームやハンドルバーなどの動かないパーツにしっかりと締め込みます。

おすすめの取り付け場所ベスト3

安全性と見た目のバランスが良い取り付け場所は以下の通りです。

  1. ハンドルバー・ブレース周辺
    バーハンドルのバイクであれば、ここが最も安定して固定しやすい場所です。ライダーの視界にも常に入るため、走行中にお正月気分を味わうことができます。ただし、スピードメーターやインジケーターが見えなくならないよう配置を工夫しましょう。

  2. ミラーの根元(ステー部分)
    スクーターやフルカウルのバイクなど、パイプハンドルが露出していない車種でも取り付けやすい場所です。ミニサイズの飾りであればここがベストポジションです。ミラーの角度調整機能を阻害しないよう、可動部を避けて固定するのがポイントです。

  3. ヘッドライト下・フロントフォーク
    クラシックスタイルの定番位置です。ヘッドライト下のエンブレム付近や、フロントフォークの三又(ミツマタ)部分に固定します。サスペンションが沈み込んだ際に、飾りがフロントフェンダー(泥除け)と干渉しないか、必ず事前に確認してください。

取り付け時の注意点と仕上げのコツ

取り付けが完了したら、必ずハンドルを左右いっぱいに切って動作確認を行ってください。
「ケーブル類が引っ張られないか」「タンクに飾りが当たって傷がつかないか」「アクセル、ブレーキ、クラッチの操作を邪魔しないか」を念入りにチェックします。
また、結束バンドの余った部分はニッパーで根元からきれいに切り取りましょう。切り口が尖っていると洗車時などに怪我をする原因となるため、爪切りやヤスリで角を丸めておくと丁寧です。
紙垂(しで)などのヒラヒラしたパーツが風でバタつき視界を遮る恐れがある場合は、裏側からテープで留めるか、短くカットするなどの対策を行いましょう。

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これだけは守って!正月飾りに関する法律とマナー

楽しいお正月イベントにするためにも、法律違反やマナー違反は絶対に避けなければなりません。
知らず知らずのうちに違反切符を切られることがないよう、以下のポイントを必ず遵守してください。

ナンバープレートを隠すのは絶対NG

「ナンバープレート周りに飾ると目立って良いかも」と考えるかもしれませんが、これは道路運送車両法などの法律で厳しく禁止されています。
ナンバープレートは、文字の識別が困難になるような被覆(カバー)や装飾が一切禁止されています。たとえ小さなお飾りであっても、ナンバーに掛かっていれば取り締まりの対象となります。
「ナンバープレートには何もつけない、触れない」を鉄則としてください。

ランプ類(灯火類)を隠さない

ヘッドライト、ウインカー、テールランプなどの灯火類は、安全走行のための生命線です。
お正月飾りが被ってしまい、ウインカーの点滅が見えにくくなったり、ヘッドライトの光量が落ちたりするのは非常に危険です。
取り付け直後は問題なくても、走行風で飾りがずれてライトを覆ってしまうケースもあります。結束バンドで固定する際は、「絶対にずれないこと」を最優先に確認してください。

落下防止策は万全に

万が一、走行中に飾りが落下して後続車のタイヤに絡まったり、フロントガラスを直撃したりすれば、重大な事故を引き起こす責任を負うことになります。
「これくらいで大丈夫だろう」という過信は禁物です。
特に高速道路を走行する予定がある場合は、風圧の影響が一般道の比ではありません。高速道路走行中は取り外してバッグに収納するか、最初から風の影響を受けにくいステッカータイプを選ぶなどの判断が必要です。

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いつから飾っていつ外す?スマートなライダーの暦(こよみ)

お正月飾りには、飾るのに適した日と避けるべき日があります。
日本の伝統的なマナーを理解し、スマートに新年を迎えましょう。

バイクに正月飾り
バイクに正月飾り

飾り付けは「12月28日」がベスト

お飾りをつけるのに最も縁起が良いとされる日は、12月28日です。「八」という数字が末広がりで、幸運を呼ぶと言われているためです。
逆に避けるべきなのは、12月29日と12月31日です。
29日は「二重苦(にじゅうく)」や「苦」に通じるとされ、31日は「一夜飾り(いちやかざり)」と言って、神様を迎える準備としては慌ただしく失礼にあたるとされています。
もし28日に間に合わなかった場合は、30日に飾るのが良いでしょう。年末の走り納めの前にサッと取り付けるのがスマートです。

外す時期は「松の内」まで

地域によって異なりますが、一般的には「松の内」と呼ばれる期間が終わるまで飾ります。
関東地方などでは1月7日まで、関西地方などでは1月15日までとするのが一般的です。
この期間を過ぎたら速やかに取り外しましょう。いつまでも古びた飾りをつけて走っているのは、見た目にもだらしない印象を与えてしまいます。

外した後の処分方法

取り外したお飾りは、できれば神社の「どんど焼き(お焚き上げ)」に持っていくのが最も丁寧な処分方法です。1月中旬ごろに多くの神社で行われています。
もし近くに神社がなかったり、タイミングが合わなかったりする場合は、家庭ゴミとして処分しても問題ありません。
その際は、そのままゴミ箱に捨てるのではなく、大きめの白い紙や新聞紙の上に飾りを置き、塩を「左・右・左」とかけてお清めをしてから包んで捨てましょう。
1年間の感謝の気持ちを込めて丁寧に扱うことが大切です。

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まとめ:愛車と迎える新年、素晴らしい一年になりますように

ここまで、バイクにつけるお正月飾りの楽しみ方と注意点について解説してきました。

数百円の小さな飾りであっても、それを愛車に取り付けるという行為には、「今年も安全に楽しみたい」というライダーの祈りと、愛車への感謝が込められています。
しっかりと安全対策を行った上で、初日の出や初詣など、バイクと一緒にお正月ならではのイベントを満喫してください。
冷たい冬の風も、お正月仕様におめかしした愛車と一緒なら、きっと清々しく感じられることでしょう。

この記事を参考に、皆さんの新しい年が事故やトラブルのない、笑顔あふれる素晴らしいバイクライフになることを心より願っています。
安全運転で、素敵な新年をお迎えください。

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