【2025年版】バイクにしめ縄飾り!初心者でも簡単・おしゃれな付け方と絶対に守るべきルール

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バイクにしめ縄飾り バイク用品の選び方
バイクにしめ縄飾り
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冬の凛とした空気の中、愛車と走る時間は格別の楽しさがありますね。ライダーの皆さま、年末年始の準備は進んでいますか?

新しい年を迎えるにあたり、家の玄関にしめ縄を飾るように、愛車であるバイクにもお正月飾りを付けたいと考えている方が増えています。かつては「初日の出暴走」のような少し怖いイメージがあったバイクのしめ縄ですが、現在はSNSを中心に「おしゃれに」「かわいく」、そして何より「交通安全を願って」飾るのがトレンドになっています。

特に初心者ライダーや女性ライダー、そして久しぶりにバイクに戻ってきたリターンライダーの方々にとっては、「やってみたいけれど、付け方がわからない」「法律的に大丈夫なの?」といった不安もあるのではないでしょうか。

この記事では、2026年のお正月に向けた最新トレンドを交えつつ、誰でも簡単にできるおしゃれなしめ縄の飾り方と、警察に止められないために絶対に守るべきルールを徹底解説します。100円ショップのアイテムだけでできる手軽な方法を中心にご紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、愛車と素敵なお正月を迎えてください。

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バイクにしめ縄を飾る意味とは?「交通安全」が第一

「なぜバイクにしめ縄を飾るの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。単なる飾り付け以上の意味が、そこには込められています。

バイクにしめ縄飾り
バイクにしめ縄飾り

昔と今の違い!最近は「レトロかわいく」楽しむのがトレンド

昭和の時代を知るリターンライダーの方であれば、バイクのしめ縄といえば、大きな日章旗や派手な装飾を思い浮かべるかもしれません。しかし、令和の今はスタイルが大きく変化しています。

InstagramやX(旧Twitter)などのSNSを見てみると、手のひらサイズの可愛らしいしめ縄をちょこんと付けたバイクや、水引(みずひき)をシンプルにあしらったモダンなデザインの飾りが数多く投稿されています。「#バイクしめ縄」「#初走り」といったハッシュタグと共に、愛車をおめかしして新年の挨拶をするのが、ライダーたちの新しい楽しみ方になっているのです。

特に女性ライダーの間では、車体のカラーに合わせてしめ縄の色を選んだり、お花のアレンジを加えたりして、「映える」写真を撮ることが人気です。もはや「いかつい」ものではなく、「季節を楽しむアクセサリー」として定着しつつあります。

新年の「交通安全」を祈願する大切な儀式

見た目の楽しさも大切ですが、しめ縄を飾る本来の意味は「神様をお迎えし、新しい一年の無事を祈る」ことにあります。

バイクは生身で風を切って走る乗り物です。どれほど気をつけて運転していても、予期せぬトラブルに巻き込まれるリスクはゼロではありません。だからこそ、多くのライダーは「今年も一年、無事故で楽しく走れますように」という切実な願いを込めて、愛車にしめ縄を取り付けます。

初日の出ツーリングや、神社への初詣ツーリングに行く際、しめ縄を付けていると身が引き締まる思いがします。それは単なるファッションではなく、自分自身の安全運転への意識を高めるための「儀式」とも言えるでしょう。

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初心者・女性ライダーにおすすめ!しめ縄の選び方

いざしめ縄を買おうと思っても、スーパーやホームセンターには大きな玄関用ばかりが並んでいて、バイクに合うものが見つからないことがあります。バイクに付ける飾りを選ぶ際は、いくつかの重要なポイントがあります。

バイクには「ミニサイズ」が鉄則!購入場所は100均で十分

バイクにしめ縄を飾る際、最も重要なのは「サイズ感」です。玄関用の立派なものを付けてしまうと、走行風の影響をまともに受けてしまい、ハンドルを取られたり、飾りが飛んでいったりする危険があります。

そこでおすすめなのが、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップです。これらのお店には、室内用の「ミニしめ縄」や「お正月リース」など、手のひらサイズのアイテムが豊富に揃っています。

  • 長さ: 15cm〜20cm程度のものがベストです。
  • 重さ: 軽ければ軽いほど、走行中の振動による脱落リスクが減ります。

特に最近の100均アイテムはデザイン性が高く、「これ本当に100円?」と驚くようなおしゃれなものがたくさんあります。和モダンなデザインや、パステルカラーを取り入れたものなど、自分のバイクの雰囲気に合ったものが必ず見つかるはずです。

素材選びのポイント(雨対策と風対策)

通常、しめ縄は稲わらや紙で作られていますが、バイクは屋外を走るものなので、素材にも少し気を配る必要があります。

  • 紙製: 水に濡れるとすぐにフニャフニャになってしまいます。晴れの日限定のツーリングなら問題ありませんが、突然の雨や夜露には弱いです。

  • 化学繊維・造花: 最近の100均には、紙製に見えて実はナイロンなどの化学繊維で作られているものや、造花をあしらったものがあります。これらは水に強く、風で千切れにくいのでバイク用として最適です。

  • 水引(みずひき): 紙をこより状にして固めた紐ですが、コーティングされているものが多く、意外と丈夫です。また、風の抵抗をほとんど受けないため、高速道路に乗る予定がある方にもおすすめです。

選ぶ際は、あまり「ぶら下がっているパーツ」が多くないものを選びましょう。長いフリンジや紙垂(しで)は、風でバタついてちぎれてしまうことが多いので、コンパクトにまとまっているデザインが安心です。

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バイクへのしめ縄の安全な付け方

お気に入りのしめ縄を手に入れたら、次はいよいよ取り付けです。「走行中に落ちて、後ろの車に迷惑をかけたらどうしよう…」という不安を解消するために、プロ並みに頑丈に固定する方法をご紹介します。

バイクにしめ縄飾り
バイクにしめ縄飾り

必須アイテムは「結束バンド(インシュロック)」一択

初心者の方がやりがちなのが、しめ縄に最初から付いている細い針金や紐だけで結んでしまうことです。これは絶対にやめましょう。走行中の振動は想像以上で、簡単にほどけてしまいます。

確実に固定するために、必ず以下の道具を用意してください。

  1. 結束バンド(インシュロック・タイラップ): ホームセンターや100均の工具コーナーにあります。
  • 重要ポイント: 屋外で使用するため、紫外線に強い「耐候性(たいこうせい)」と書かれたタイプを選んでください。多くは黒色をしています。白色の屋内用は、日光で劣化して切れる可能性があります。

  • 長さ: 15cm〜20cmくらいのものが使いやすいです。
  1. ニッパーまたはハサミ: 余ったバンドを切るために使います。爪切りでも代用可能です。

  2. 養生テープまたは薄いゴムシート: バイクを傷から守るために使います。

おすすめの取り付け場所3選(ハンドル・ライト下・ミラー)

バイクの車種によって付けられる場所は異なりますが、以下の3箇所が定番かつ安全なポイントです。

1. ハンドルバーの中央付近
スマホホルダーの近くや、ハンドルのブレースバー(補強用の横棒)は、最も固定しやすく、運転中も視界に入って気分が上がります。メーターが見えなくならないように注意して位置を決めましょう。

2. ヘッドライトの下
ネイキッドタイプやアメリカンタイプのバイクにおすすめです。ヘッドライトを支えているステーや、フロントフォークの三又(みつまた)部分に固定します。正面から見たときに「お正月仕様」であることが一番伝わる場所です。ただし、フロントフォークが沈み込んだときに、フェンダー(泥除け)と干渉しないか必ず確認してください。

3. ミラーのステー(根元)
スクーターやフルカウルのバイクなど、他に付ける場所がない場合に有効です。ただし、ミラーの調整に支障が出ないようにし、風でバタついて視界を遮らないように短めの飾りを選ぶのがコツです。

バイクにしめ縄飾り
バイクにしめ縄飾り

愛車を傷つけないためのひと工夫

いざ取り付け!の前に、ひと手間かけましょう。結束バンドはプラスチック製ですが、硬いため、振動でバイクの塗装やメッキを削ってしまうことがあります。

  • 手順1(養生): 取り付けるパイプ部分に、あらかじめ養生テープを一周巻くか、薄いゴムシートを挟みます。これで傷つきを完全に防げます。

  • 手順2(仮止め): しめ縄を当てがい、結束バンドを通します。まだギュッと締め込まず、位置を調整できる程度に輪っかを作ります。

  • 手順3(本締め): 位置が決まったら、結束バンドをペンチなどで引っ張りながら、限界までキツく締め込みます。「手で動かそうとしても動かない」レベルが合格ラインです。

危険回避!結束バンドの切り口処理

最後に、余ったバンドの「尻尾」をニッパーで切り取りますが、ここで最重要の注意点があります。

適当に切ると、切り口が鋭利な刃物のようになり、洗車時やふとした拍子に手をスパッと切ってしまうことがあります。これを防ぐために、ニッパーの刃をバンドの四角いロック部分にピタリと当てて、出っ張りが残らないように根元からキレイに切断してください。

もし切り口が尖ってしまった場合は、ライターの火で軽くあぶって角を丸めるか、ヤスリで削っておくと、ライダーとしての「気遣い」が光る仕上がりになります。

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これだけは守って!法律違反・危険になるNG行為

お正月気分で浮かれていても、法律は待ってくれません。知らず知らずのうちに道路交通法違反になっていたり、整備不良で切符を切られたりすることがないよう、以下のNG行為は絶対に避けてください。

【道路交通法】ナンバープレートを隠すのは絶対NG

「ナンバープレートの周りに飾りを付けたら可愛いかも!」と思うかもしれませんが、これは最も危険な行為です。

道路交通法および道路運送車両法では、ナンバープレートの表示義務が非常に厳格に定められています。

  • 隠蔽の禁止: ナンバープレートの文字や数字が、飾りによって少しでも隠れてはいけません。

  • 物品の取り付け禁止: ナンバープレートのカバーやフレーム、シールなども、現在は厳しく規制されています。

「お正月だから大目に見てくれるだろう」という甘い考えは通用しません。ナンバープレートが見えにくい状態は、ひき逃げなどの犯罪を連想させるため、警察官も厳しくチェックします。絶対にナンバープレート周りには何も付けないでください。

ウインカーやライトを隠してしまう

しめ縄が風でなびいて、ウインカーやヘッドライト、テールランプを覆ってしまう状態も「整備不良」となります。

  • ウインカーが見えないと、右折や左折の合図が後続車に伝わらず、追突事故の原因になります。

  • ヘッドライトが隠れると、対向車から自分の存在が見えにくくなります。

取り付けた直後は大丈夫でも、走っているうちに飾りがズレてライトに被さってしまうことがあります。結束バンドでガチガチに固定するのは、この「ズレ」を防ぐためでもあります。

走行中に落下させないための最終チェック

高速道路などでしめ縄を落としてしまった場合、それは「落下物」として扱われ、落とし主の責任になります。もし後ろを走っていたバイクがそれを踏んで転倒したら、重大な事故につながりかねません。

出発前には必ず、しめ縄をグイグイと強めに引っ張って、「絶対に外れないか」「パーツがちぎれそうになっていないか」を確認してください。少しでも不安がある場合は、飾るのを諦めるか、補強を行う勇気も必要です。

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大人のマナーとして知っておきたい「飾る期間」と「処分方法」

せっかく素敵に飾っても、時期外れになってしまうと「だらしないライダー」に見られてしまいます。日本の伝統的なマナーを守って、スマートに楽しみましょう。

飾り付けはいつから?「一夜飾り」は避けよう

2025年のお正月に向けて、いつ飾り付けるのが正解でしょうか。
一般的には、12月13日(正月事始め)以降ならいつでも良いとされていますが、クリスマスが終わった12月26日から28日の間に行うのがベストです。

避けるべき日は以下の2日間です。

  • 12月29日: 「二重苦(ふたえく)」「苦(く)」に通じるため、縁起が悪いとされています。

  • 12月31日: 「一夜飾り」と呼ばれ、神様をお迎えするのに誠意が足りないとされ、失礼にあたります。

ですので、忙しくても12月28日までに飾り付けを完了させるか、どうしても間に合わなければ12月30日に行うのが良いでしょう。

いつ外す?「松の内」とどんど焼き

お正月飾りを外す時期は、地域によって異なります。

  • 関東地方など: 1月7日まで(松の内)
  • 関西地方など: 1月15日まで(小正月)

この期間を過ぎたら、速やかに取り外しましょう。いつまでも付けていると、だらしない印象を与えてしまいます。

取り外したしめ縄は、ゴミ箱にポイと捨てるのではなく、感謝の気持ちを持って処分したいものです。
一番良いのは、神社で行われる「どんど焼き(左義長)」やお焚き上げに持っていくことです。多くの神社では、1月15日前後にこれが行われます。また、初詣の際に「古札納所(こさつおさめじょ)」が設置されていれば、そこに納めることも可能です。

ただし、100均のしめ縄に含まれるプラスチックや針金などの燃えないゴミは、必ず事前に分別して取り除いてから神社に持っていくのが、ライダーとしての、そして大人としてのマナーです。ダイダイ(ミカン)などの生ものも外しましょう。

もし神社に行けない場合は、塩でお清めをしてから、新聞紙などの白い紙に包んで、地域のゴミ出しルールに従って処分しても問題ありません。大切なのは「ありがとう」という気持ちです。

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まとめ

バイクにしめ縄を飾ることは、新しい一年を安全に、そして楽しく走るための素敵な願掛けです。

  • 100均のミニしめ縄をうまく活用して、おしゃれに。

  • 耐候性の結束バンドで、ガッチリと安全に固定。

  • ナンバー隠しや落下には細心の注意を払う。

  • 28日までに飾り、7日(または15日)には外すスマートさを。

これらのポイントさえ押さえれば、初心者ライダーさんも女性ライダーさんも、リターンライダーさんも、みんなでお正月気分を満喫できます。

綺麗に飾り付けた愛車と一緒に、初日の出や初詣の写真を撮れば、きっと最高の2025年のスタートになるはずです。それでは、寒さ対策を万全にして、安全運転で「初走り」を楽しんでください!

良いお年を、そして良いバイクライフを!

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